樹齢約1600年以上とも言われるシンパク。
応神天皇の御手植えとの言い伝えられている。昭和30年に国指定特別天然記念物となった。
そして、約1200年前。
弘法大師は、聖地 讃岐国と京の都とを往き来する際、小豆島にしばしば立ち寄り、各地で修業を行った。
やがてその場所は小豆島八十八箇所霊場となり、宝生院本堂は、その一つ、第54番の札所。
境内には、第51番と第52番の札所もある。
かつては別の場所にあり、明治維新期、神仏分離のあおりを受けてここに移された。
当境内に3つの札所が併存する所以である。
宝生院は悠久の時を、人々の祈りと共に今も佇む。
当院は小豆島霊場54番 高野山真言宗 皇踏山(おうとざん)吉祥寺宝生院(ほうしょういん)本尊地蔵大菩薩。小豆島霊場第51番、第52番を同じ境内に置く寺院と国指定特別天然記念物のシンパクがあります。