当院には国指定特別天然記念物「宝生院のシンパク」があります。樹齢1,600年以上と言われ、周囲約16.9メートル、樹高約20.9メートルの巨樹です。地上1メートルほどのところで三方に分かれて支幹を出し、樹勢も旺盛で壮観です。古墳時代に第15代応神天皇が手植えされたものとして今に語り継がれています。
○基本的には自由にご参拝・見学頂いて大丈夫です。
○自然環境に配慮頂きゴミなどは必ず持ち帰ること。また、天然記念物はもとより周辺の草花を傷つけたり、立ち入り禁止区内には入らないようにしてください。
シンパクの樹木には枝ぶりをよく見てみると「象」「龍」「亀」と仏教に関する聖獣が見えます。神秘的で神聖なパワースポットとして多くの方に足を運んで頂いています。
香川県土庄町にある巨樹でシンパクとしては国内唯一の特別天然記念物「宝生院のシンパク」の保全などを目的に、地元有志らが平成28年3月5日、「宝生院のシンパク保存会」を設立。同院の檀家(だんか)や行政関係者らが参加した発会式で、地域の宝を大切に守り育てていくことなどを確認した。小豆島で開かれた「全国巨樹・巨木林の会」(全国の巨木愛好者らで組織)の総会では、多くの関係者らがシンパクを見学し、健康診断を実施したところ、周囲の土壌が踏み固められていることから保水力や透水性、通気性の改善が指摘されました。
保存会では今後、固い土壌を改良するとともに、木道歩道を整備するなどして見学者らが踏みしめない対策などを講じていきます。
宝生院のシンパク保存会の設立・活動実績は下記のとおりです。