ABOUT宝生院について

樹齢約1600年以上とも言われるシンパク。
応神天皇の御手植えとの言い伝えられている。昭和30年に国指定特別天然記念物となった。
そして、約1200年前。
弘法大師は、聖地 讃岐国と京の都とを往き来する際、小豆島にしばしば立ち寄り、各地で修業を行った。
やがてその場所は小豆島八十八箇所霊場となり、宝生院本堂は、その一つ、第54番の札所。
境内には、第51番と第52番の札所もある。
かつては別の場所にあり、明治維新期、神仏分離のあおりを受けてここに移された。
当境内に3つの札所が併存する所以である。
宝生院は悠久の時を、人々の祈りと共に今も佇む。

  • 鐘楼堂
  • 観音
  • 幸せをよぶ宝の石

当院は小豆島霊場54番 高野山真言宗 皇踏山(おうとざん)吉祥寺宝生院(ほうしょういん)本尊地蔵大菩薩。小豆島霊場第51番、第52番を同じ境内に置く寺院と国指定特別天然記念物のシンパクがあります。

人が集える場所として

今、この小豆島では寺で葬儀をする家が減ってきています。 何かと便利な斎場で済ませてしまうんです。 じゃあ、寺は何のためにあるのか? そこに立ち返ったとき、人々の心のよりどころである道しかないのかなと。 そう思って、この寺をよりよくしていっているところです。」 島の人たちには、島の文化を守ってほしいと思います。 島にあるもの、そのものを生かして、いい島にしていく。 そうすれば、遠くからはるばる来てくれた人に満足して頂ける。 空海の言葉に“虚しく往きて実ちて帰る”というものがありますが、そういう島にして行きたいと思っています。
宝生院 住職 髙橋 寿明

先祖・水子供養・ご祈祷について

祈祷は、厄除開運・家内安全・安産成就・病気平癒・進学成就・所願成就 等。永代供養も受付しております。

ANNUAL EVENTS年中行事

毎月24日 午前9時
地蔵大菩薩法要
2月15日
聴聞会(ちょうもんえ)開催
12月初旬
シンパクしめ縄 奉納
12月31日23時30分
年越し除夜の鐘